今が旬の栗は腎を補う

  • 2019年9月21日
  • 2021年12月20日
  • 薬膳

【栗】腎を補う

【主な効能】
腎のはたらきを補う
気力を増す
胃腸を丈夫にする
足腰を丈夫にする
老化を防ぐ

五味:鹹(硬いものをやわらかくしたり、排泄を促す作用)
五性:温(体を温めます)
旬:9月から10月

栗は腎のはたらきを補う作用があるといわれています。江戸時代の薬物書の「食品国歌'(やまとうた)」には「栗の能、腎補ひて気を増し腸胃腰脚骨を強くする」とあります。日本では稲作が始まる以前から食糧として備蓄され、縄文時代の遺跡からも炭化した栗が発見されています。食物繊維やビタミンB1、B2、C、葉酸、亜鉛、カリウム、クマリン誘導体なども多く含まれ栄養価が栄養価が高く低脂肪の健康食です。普段食べているのは種子の子葉の部分で、約半分がでんぷん、脂質が少ないことに特徴があります。脂肪の摂り過ぎを気にすることなく豊富なビタミンを補給することができます。腹もちがよく気力や体力を充実させるため、育ち盛りの子供のおやつに最適です。

【おすすめの食べ方】
栗の料理で人気No1は、やっぱり栗ご飯でしよう。

【栗ご飯】
材料
白米 1.5合
もち米 1.5合
栗(むき栗)180g
酒 大さじ1.5
みりん 大さじ0.5
塩 小さじ2
三温糖(栗下ごしらえ用) 大さじ1

作り方
1)栗は三温糖をまぶし30分おいておく
2)白米を研ぎ一度ザルにあげたら、30分給水させる。 餅米を25分後に洗う。最初の水はすぐに捨て、優しく研ぎ、白米と混ぜる
3)釜に白米と餅米と調味液を入れ、3合メモリ弱の水を加え、上に栗を並べ、スイッチを入れる。
4)炊飯完了合図が鳴ったら、10分蒸らし、蓋をあけたら 、軽く混ぜ、できあがり!

北九州市小倉北区の漢方薬局 大門薬品

 
 

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