8月は二十四節気で立秋 、処暑の時候

8月は二十四節気で立秋(りっしゅう) 、処暑(しょしょ) の時候です。土用丑の日が8月2日です。
【立秋】(りっしゅう) 8月8日厳しい残暑は続きますが、この日から暦の上では秋となります。これからは少しずつ涼しくなり、秋の気配が漂いだす頃です。また、立秋を過ぎたら「暑中見舞い」は「残暑見舞い」に変わります。暦の上ではもうすぐ秋ですが、実際には梅雨が明けてこれから夏本番という気もします。

【処暑】 しょしょ:8月23日

暑さがおさまるという意味で、日中は暑いものの、朝晩の涼しさに初秋の息遣いを感じる頃です。秋の台風シーズンに入っていきます。
土用(どよう)は立春、立夏、立秋、立冬の前18日間です。 季節の変わり目に土用があり、昔はさまざまな禁忌や風習がありましたが、夏の土用は梅雨明けと重なることが多いために重要視され、土用といえば夏の土用をさすことが多くなりました。これは、高温多湿な日本ならではの暮らしの知恵といえるでしょう。
梅干し・うどん・うりなど「う」のつくものを食べて夏バテ防止をする風習があり、「う」のつくうなぎは、まさに疲労回復効果抜群の食べものとされていました。『万葉集』に大伴家持が痩せこけた知人の夏痩せ防止にうなぎを勧める歌があり、かなり古くからうなぎが夏バテ防止に効く食べものとして注目されていたことがわかります。
漢方では土用は消化機能が低下する時期とされています。胃腸に優しいものを摂るように心がけましょう。胃を温める生姜、紫蘇を料理に使いましょう。


北九州小倉の漢方薬局 大門薬品

 
 

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