皮膚のアレルギーは肺の機能低下が原因

【皮膚のアレルギーは肺の機能低下が原因】
漢方ではアレルギー症状を引き起こす大もとの臓器は「肺」であると考えます。「肺は皮毛を司り、鼻に開竅する」といわれ皮膚粘膜の機能を正常に保っているのは肺のはたらきと考えられています。
肺の働きが低下すると皮膚粘膜の抵抗力が衰えて、熱や湿の邪気(病気の原因)に侵されやすくなり、皮膚が赤く熱を帯びたり、ジクジクとした湿疹ができたりします。

また、肺と大腸は表裏一体で働いています。そのため肺に邪気(病気の原因)が入り込むと大腸の機能が低下して便通が滞ります。大腸には人体の60%の免疫細胞が集まっているため、全身の免疫力に影響が出ます。

【肺を補う食材でアレルギーを改善】
漢方の考え方では、アレルギー疾患には肺や大腸を補う、さといも、大根、しょうが、ねぎなどの辛味の食材がお勧めです。
肺は余分な水分を排出したり、気を巡らせるはたらきがありますが、、さといも、大根、しょうが、ねぎなどの辛味の食材は水分の発散を助ける効果があります。
ただし、しょうが、ねぎは体を温める作用があるので、アトピー性皮膚炎で患部が赤みを帯びて炎症がひどい時は避けた方がよいでしょう。

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