漢方薬は新薬とどう違うのですか?

新薬は主に化学合成された薬です。それに対して漢方薬は、植物、動物、鉱物などを自然のままに使用しています。
しかし漢方薬は新薬の違いはこれだけではありません。もっと大きな違いがあります。

漢方は西洋医学と全く異なる視点から人間、そして病気を観察し考えています。
例えば漢方の「肝」は西洋医学の肝臓とは異なりますし、漢方の「血」は西洋医学の血液とは異なります。
さらに「気」など西洋医学にはない概念もあります。

つまり漢方は西洋医学と全く異なる思想、理論によって体系化された医学なのです。この思想、理論に基づいて病気を捉え、その病気に最も適切な処方を考える。それが漢方薬なのです。

ですから、現代医学で治らなかった病気が漢方薬で効果が現れることがあるのは、方法が全く異なるためです。

西洋医学で効果がなくてお悩みの方、あきらめないで漢方療法をお試しください

 
 

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