こんにちは大門薬品薬剤師の篠原艶子です。
冬の養生法のお話をします。
東洋医学の原典『黄帝内経素問』に冬の養生法として「早寝して少し遅めに起きる」と記載されています。
1日の時間を大まかに陰陽で分けると、太陽が出ている日中は陽、そして日が落ちている夜間は陰の時間帯となります。この陰の時間帯は休みをとっていることが養生になりますので、冬は夜間が長いということで、なるべくその間は寝て休むことが良いということになります。
現代の生活は四季を問わず同じサイクルで生活していますので、このようにするのは難しいかもしれませんが働き方が自由になりつつありますので、こういった養生を取入れることが可能な方は取り入れてみましょう。もし早寝早遅起きができない場合は、少し遅めに起きることは難しくても、早寝はできることが多いかもしれませんので、ここはぜひ早寝を取り入れて欲しいと思います。夜が長いと夜更かししてしまうという方も、早寝することで身体の不調は改善されることも多いかと思います。注意点として毎日起きる時間を変えてしまうと自律神経に影響が出ることもありますので、何時に起きると決めたら固定するようにしましょう。
北九州市小倉の漢方相談薬局 大門薬品 薬剤師 篠原艶子
冬の養生法
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