【キャベツ】市販の胃腸薬にもなっている有効成分

いよいよ冬本番で鍋料理や煮込み料理がおいしい季節になりました。

【主な効能】

・熱を冷ます

・腎機能を補い水分代謝を促す

・止血する

・痛みを止める

・胃のはたらきを整える

五性:寒(体を冷やします)

五味:甘(緊張を緩めたり、味を中和するはたらきがある)

古代エジプト時代から万病に効く薬として用いられてきました。

豊富に含まれるビタミンUにより、胃のはたらきを整え、十二指腸潰瘍、胃炎、胃もたれを改善します。

ビタミンUはキャベツから発見されたことから別名キャベジンと呼ばれ、その名が胃腸薬の商品名になっています。

ビタミンUは傷ついた胃粘膜の再生を促すほか、胃酸の過剰な分泌を抑えたり、炎症や潰瘍を治癒するはたらきがあります。

トンカツなどの揚げ物にキャベツを添えるのは、単なる付け合わせではなく、油で胃がもたれるのを防ぐためのものです。

【おすすめの食べ方】

旬:冬キャベツ11から2月 、春キャベツ4から6月

キャベツの旬は冬と春の2回あり冬キャベツは甘く煮崩れしにくいので煮込み料理に、春キャベツは生食に適しています。

【ポトフ】

キャベツとソーセージとタマネギ、ニンジンなどをじっくり煮こんだスープ。汁ごと食べることで溶けだした水溶性ビタミンを摂ることができます。風邪の予防におすすめです。

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