春菊は独特の香りと濃い緑色の成分が有効

冬が旬の野菜ですが、春に黄色い花を咲かせることから春菊という名がつきました。 心機能を安定させ胃腸のはたらきを整え大小便の排泄をスムーズにし咳を止め痰を切れやすくする薬効があるとされています。α-ピネン、ペリルアルデヒドなどの特有の香り成分には胃腸をはたらきを活発にして食欲を増進したりすることが明らかになっています。濃い緑色はクロロフィル(葉緑素)で余分な脂肪を分解し、コレステロール値を下げるはたらきがあります。その他にビタミンB群、C、βカロチン、カリウム、食物繊維などの豊富な栄養素を含有し、便秘や風邪、動脈硬化、高血圧の予防、アンチエイジングの効果が期待されます。 【おすすめの食べ方】 アクが少ないので、おひたしや鍋物はもちろん、生で食べることもできます。 すき焼きや寄せ鍋などに入れる場は最後に入れてすぐに引き上げると香りとシャキシャキ感を失うことなくいただけます。 【春菊のごまあえ】 ゆがいた春菊に醤油をふって汁けをしぼり、すり胡麻、砂糖、醤油、胡麻油を混ぜて春菊をあえます。油と一緒に取ることでβカロチンの吸収率がアップします。

 
 

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