【冬は閉臓の季節】
私たち人間を含む恒温動物の体には外界の温度が変化しても体温を一定に保つ機能が備わっています。しかし寒い季節は暑い季節に比べて体温を保つためにはより多くのエネルギーが必要になります。冬は閉臓の季節といってエネルギーをじっと体の中に貯めて内臓を守ることが養生の秘訣となります。また、寒くなると体は熱を奪われないように皮膚の汗腺を閉じて体温を保とうとします。大量の汗をかくと汗と共にエネルギーが失われて体のバランスを失うことがありますので冬に激しい運動は好ましくありません。冬は保温につとめ健康を保ちましょう。