よくある質問Q&A【口内炎の原因と対策】

よくある質問Q&A

【口内炎の原因と対策】

夏場は睡眠不足で疲れがたまりやすく、食生活も乱れがち、口内炎の起こりやすい季節です。

口内炎でお悩みの方も多いのではないでしょうか。

できてしまうとやっかいな口内炎についてお話します。

Q)口内炎ができやすくて困っています。どうしたらよいでしょうか?

A)口内炎は、その名の通り、口の中やその周辺の粘膜におこる炎症の総称です。主に頬の内側をはじめとする広い範囲に発生する炎症で、多くが痛みを伴います。ひとつだけでなく、いくつもできたり、長引く場合もあります。

【口内炎の原因】

口内炎ができる原因は、まず栄養バランスや生活習慣の乱れによって、抵抗力がダウンし、口の粘膜が弱ってしまうこと。

歯みがきやあわない義歯、やけどなどによる傷が引き金になることもあります。

加齢やからだの不調、薬による影響も、口内炎を起こしやすくする原因です。

【口内炎の対策】

1)休養をとる

口内炎は心身に疲労が溜まっているサインとも言われます。

多くの口内炎は、肉体的や精神的な疲れから身体が弱っているときに発症するからです。

2)歯磨き&うがいを心掛ける

口腔内のケアは口内炎の予防に欠かせないものですが、なってしまった後も細菌の増殖を防いで悪化させない、また治りを早めるために口の中を清潔に保つことが大切です。

3)胃に負担をかけない食事をとる

口内炎を早く治したいときは、ビタミンを摂取すると良いと言われます。ビタミンというとレモンやミカンに多く含まれるビタミンCをイメージするかもしれませんが、口内炎の緩和に特に効果的と言われるのはビタミンB1・B2・B6といったビタミンB群です。

【口内炎の漢方療法】

漢方医学では、口内炎は炎症などにより体の中に熱がこもっているときに発生すると考えます。

口内炎が赤くて痛みが強く、舌が赤い場合は、黄連解毒湯で熱を冷ましてやります。

体質的に冷え性の方、ストレスを感じている方は黄連解毒湯よりも半夏瀉心湯がよいでしょう。

繰り返し口内炎ができる場合は、舌が乾燥しているならば体液が減っている状態と考えられますので滋陰降火湯などで体液を補います。

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