漢方

【肥満に処方される漢方】 北九州の漢方相談薬局 

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肥満は、からだが基礎代謝や運動のために使うエネルギーよりも、多くのカロリーを食事でとることによって起こります。
肥満を治すには、食事量と運動が基本となり、漢方だけに頼ってはいけません。
肥満には大まかに、がっちりした体格で内臓脂肪が多いかた太りと、色白でぽっちゃりした水太りの2つのタイプがあります。
前者には、便を下して脂肪代謝をあげる「防風通聖散」。後者には、余分な水を外に出して巡りを良くする「防已黄耆湯」が良く使われます。
漢方薬にも副作用が起こりうるので、「証」を考えずにむやみに使うことは避けましょう。
瘀血や気鬱があるかどうかという点も、漢方薬を選ぶ際のポイントになります。
肥満に処方される漢方薬のファーストチョイスは、「防風通聖散」(かた太りタイプ)と「防已黄耆湯」(水太りタイプ)です。
便秘があれば、「大承気湯」
血の滞り(瘀血)があれば、「桂枝茯苓丸」「桃核承気湯」「通導散」
水の滞り(水滞)があれば、「五苓散」「当帰芍薬散」
気分が晴れない(気鬱)であれば、「大柴胡湯」「柴胡加竜骨牡蛎湯」「加味逍遥散」を使います。
食養生としては、植物繊維が豊富かつデトックス効果が高い食材で、体の中からすっきりさせましょう!
水太りタイプは、水の巡りを整える食材でむくみを解消しましょう!
便秘を解消する食べ物は、アーモンド、黒ゴマ、白ゴマ、くるみ、エノキタケ、シメジ、ゴボウ、小松菜、タケノコ、ホウレンソウ、パイナップル、バナナ、はちみつ、ごま油、なたね油など
水の代謝を改善する食べ物は、玄米、ハトムギ、小豆や緑豆などの豆類、キュウリ、トウガン、ハクサイ、紅茶など
余分な脂肪を燃焼させる飲み物は、ウーロン茶などです。
かた太りか水太りか、タイプを見極めてそれに合った対応をしていきましょう。
北九州の漢方相談薬局 大門薬品
https://www.daimonpharmacy.com/

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