風花
風花(かざはな、かざばな)は、晴天時に雪が風に舞うようにちらちらと降ることです。山などに降り積もった雪が風によって飛ばされ(地吹雪)、小雪がちらつく現象のことをいいます。冬型の気圧配置が強まり、大陸から日本列島に寒気が押し寄せてくると日本海側で雪が降るが、その雪雲の一部が日本列島の中央にある山脈を越え、太平洋側に流れ込んできたときに風花が見られます。
風花の 降りくる空の いと蒼し 高橋淡路女
冬の寒さの中にも美しさを見出せるような心を培いたいものです。
北九州の漢方相談薬局 大門薬品 薬剤師 篠原艶子