陰虚体質とは体に潤いをもたらす「陰」の気が足りず、体内の津液が少ない体質のことです。陰の気は年をとるごとに減るため更年期が近い40歳以降によく見られます。寝汗をよくかき。喉や口、目が渇きやすく、血液中の水分もすくなくなって血液がドロドロになりやすいのが特徴です。秋の乾燥に弱く、咳が出たり、乾燥肌になりがちです。体に潤いを与えること、陰を補う食べ物を積極的にとりましょう。十分に睡眠をとることも大切です。ストレスや疲労、喫煙なども陰の気を減らす原因となりますので注意しましょう。
北九州の漢方相談薬局 大門薬品 薬剤師 篠原艶子