薬膳

残暑に多い夏バテと対策となる食材、料理

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【残暑に多い夏バテ】
9月に入り朝夕少ししのぎやすくなってきましたが、いかがお過ごしでしょうか? 暑さ寒さも彼岸までということわざの通り、お彼岸までは残暑が続くことが多いようです。
夏の疲れが出やすいのも9月上旬です。
【夏バテは3タイプ、あなたはどのタイプ?】
漢方では夏バテには3つのタイプがあるといわれています。
1)「気虚(ききょ)タイプ」 暑さによる気の消耗が原因です。
症状:元気がない、食欲がない、だるいなど このタイプでは夏バテと同時に夏風邪をひきやすくなります。
食欲の低下でさらに気が不足してしまうという悪循環に陥りやすいのが問題です。
(おすすめの食材)やまいも、かぼちゃ、さやいんげん、卵などの気を補う食材がおすすめです。
2)「陰虚タイプ」 汗などで体内の水分が失われることが原因です。
(おすすめの食材)失われた体液を補う:おくら、かぶ、ホウレンソウなど
3)「湿邪タイプ」 冷たい飲み物や食べ物の摂り過ぎで胃腸が冷えて、消化能力が落ちることが原因です。
(おすすめの食材)余分な水分を取り除く食材:アスパラガス、きゅうり、冬瓜、とうもろこし、なすなど
【夏野菜で水分とミネラルを補給しましょう】
タイプにかかわらず、新鮮な野菜・果物・海藻類で汗と共に失われたミネラルを十分に補給しましょう。
【香辛料とビタミンB1を含んだ食材を組合わせる】 唐辛子やニンニクなどの胃液の分泌を促進し、食欲を増進するはたらきのある香辛料に豚肉やウナギなどビタミンB1の豊富な食材や酸味の食材を組合わせると効果的です。
毎日の食事に取り入れたい薬膳
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