漢方

梨(ナシ)熱中症の予防に

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梨

「梨」世界各地で昔から栽培されている    
五性:涼、五味:酸・甘 旬:8から9月  
日本梨、西洋梨、中国梨の3つに大きく分けられますが、日本で生産されるのは、ほとんどが日本梨の品種です。  
水分が多く利尿作用があるため、のどの渇きや二日酔いにも良いとされます。 クエン酸とリンゴ酸の他、アンモニアを体外に排出するアスパラギン酸も疲労回復をサポートします。  
タンパク質分解酵素が含まれるので、肉や魚の消化を助けます。 肺を潤し、熱を下げる働きがあり、喉の乾燥、粘りけのある痰、空咳、のどの不快な症状を和らげます。発熱時の軽い脱水症状の軽減にも有効です。体が熱っぽいときは、意識して多目に食べるとよいでしょう。 暑い季節には体内にこもった熱を解消するため、夏場に屋外で過ごす際に食べると熱中症の予防になります。 薬膳では酒毒を解消するはたらきがあるとされ、二日酔い効果があるといわれていますので、飲酒後に食べると良いでしょう。 栄養学的にはカリウムの含有量が高く、ナトリウムを排泄してくれるので高血圧の予防に良いでしょう。

【主な効能】咳・痰・吐き気などの改善、声がれ・のどの痛みを改善、肌やのどを潤す。二日酔いを改善、疲労回復 

【 選び方】持った時に重みを感じるものを選びましょう。やや横に膨らんだものが甘いといわれています。

【 保存方法】ポリ袋に入れて冷蔵庫の野菜室に保存しましょう。購入後は早めに食べきるようにしましょう。

【食べ合わせ】カニも梨も体を冷やす食材のため、食べ合わせると、下痢や腹痛などの原因となることがありますので注意しましょう。
梨は体を冷やすため、冷え性の方は、そのまま生で食べるのではなくシナモンや生姜と共に煮ると良いでしょう。

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