夏は陽のエネルギーが一番盛んになる季節です。人間の生活リズムでいえば活動は陽、休息は陰になります。つまり季節の陰陽に外れることなく、陽の間に活動し、陰の間に休息すれば健康を維持できます。
古代中国の「黄帝内経」には四季の睡眠のとり方について、「夏には夜は遅く寝て朝は早く起き体内の陽気を程よく発散させるのが良い」と書かれています。夏は日の出が早く、日の入りが遅くなるので、それに合わせて生活をすればよいということです。例えば夏の間は1時間早く出社し、退社も1時間早くし、退社後はスポーツをしたりするのは陰陽の法則にかなっています。
北九州小倉の漢方薬局 大門薬品 薬剤師 篠原艶子
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