暑い時の入浴はシャワーだけという方も多いのですが、暑いときは戸外と冷房の効いた室内の気温差で自律神経が乱れてしまいがちです。暑い季節の入浴は体を温めて血行がよくなることで自律神経のバランスを整える効果が期待されます。
ただし、入浴で注意した方が良いポイントがいくつかあります。
1）熱いお風呂は禁物です。気が消耗してしまうからです。
2）風呂上りに冷房などで急に体を冷すことはよくありません。
3）長風呂は禁物です。特に体に潤いがない体質の方はよくありません。
そこで暑い季節は上半身を湯船につけない半身浴をおすすめします。特に体に水分が多すぎる水毒体質の方には、上半身（心臓など）に負担をかけず水はけを期待できます。
浴槽の温度は38～40℃くらいが適温と言われています。
北九州の漢方相談薬局 大門薬品 薬剤師 篠原艶子
