れんこんは体液を補って全身を潤す作用に優れるため、体液が不足している症状(手足のほてり、皮膚の乾燥、かゆみ、めまい、耳鳴り、便秘)などにおすすめです。加熱することで腎機能を高めます。
更年期障害は陽気(エネルギー)不足のタイプと陰気(体液)不足のタイプがありますが、どちらのタイプにも必要なのは腎機能を補う食材です。
腎機能を補ったうえで体液が不足している方には体液を補充して全身を潤す食材を、エネルギーが不足している方には体を温め、気を補う食材を摂るようにします。
【れんこんと豚肉のきんぴら】太りやすい閉経後に最適加熱したれんこんは腎機能を高め、豚肉は糖質をエネルギーに変換するはたらきを促進するため太りやすい閉経後に最適です。骨を作るリンも豊富に含まれているため骨粗鬆症の予防にも役立ちます。
<材料>
れんこん 150g
豚バラ肉 50g
赤唐辛子 1本
炒りごま(白) 大さじ1杯
ごま油 適量
酒 大さじ1杯
しょうゆ 大さじ1杯
みりん 大さじ1杯
<作り方>
1)れんこんは薄く輪切りにして酢水にさらし、水を切る。
2)豚肉は一口大に切る。
3)赤唐辛子は種を取り輪切りにする。
4)フライパンに油を入れて赤唐辛子、豚肉を炒める。
5)肉に火が通ったられんこんと炒りごまを加えて炒める。
6)酒、しょうゆ、みりんを加えて煮汁が少なくなるまで煮詰める
毎日の食事に取り入れたい薬膳
北九州の漢方相談薬局大門薬品