【にんにく】免疫力を高め病邪を払うスタミナ源
辛味・温性
原産地:西アジア
旬:5月から7月
にんにくは奈良時代より、その強い臭気から邪気を払う神事に用いられてきましした。
疫病が流行した時に民家の軒先ににんにくを吊るし、病邪を追い払うという風習が今も地方の農家などでは残っています。
平安時代に編纂された医書「大同類聚方」「医心法」にも悪寒や発熱を伴う症状ににんにくを用いると記されています。
このように、にんにくは免疫力を高め邪気を退治するはたらきのあることが認められてきました。
また、にんにくは疲労回復や精力を増強するスタミナ源としても優れています。古代エジプトではピラミッドの建設に従事した労働者たちに給料として支給されたというエピソードもあります。
体を温める作用が強いにんにくは炒めたり揚げたりすると温性がより強まるため、熱や炎症のある人には逆効果になりかねません。
【ピーマン といんげんのにんにく炒め】
ピーマン:3個
いんげん:10本
油:大さじ1杯
にんにく:1片
輪切り赤唐辛子:小さじ1
調味料
麺つゆ(濃縮3倍):大さじ1
酒:大さじ1
砂糖:小さじ1
1)ピーマン、いんげんは細切りに。鍋に油、摩り下ろしにんにく、赤唐辛子を入れ火を付け香りが出たらピーマン、いんげんを入れ炒める。 (油とニンニク、唐辛子を入れてから鍋に火を付けて下さい)
2) 全ての調味料を入れ中火で汁気が無くなるまで炒めて完成です。
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