【なぜ、更年期には太りやすくなるのですか?】
更年期には太りやすくなるといわれていますが、なぜそうなるのかを考えてみましょう。
1)女性ホルモンの分泌量低下による影響が考えられます。
女性ホルモンは、生理、妊娠、出産など女性特有の営みをコントロールしていますが、この他にもさまざまなはたらきがあります。
そのため、その分泌量が低下する更年期以降には次のような影響がでやすくなります。
2)内臓脂肪が溜まりやすくなる
女性ホルモンは脂肪を内臓脂肪より皮下脂肪に溜めるはたらきがあります。そのため、閉経を迎えると内臓脂肪が溜まりやすくなります。
3)脂肪が燃えにくくなる
女性ホルモンはエネルギーの消費を促す作用があるため、更年期以降になると脂肪が燃えにくくなり肥満になりやすくなります。
4)コレステロールが上昇しやすい
女性ホルモンのひとつである卵胞ホルモン(エストロゲン)はコレステロールの代謝にもかかわっています。そのため更年期以降はコレステロールの値が上昇しやすく、動脈硬化にも気をつける必要があります。
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